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wattoon ID 撮影

2012/03/28

先日作ったサインヘッド君と猫を使って
やっと実際の撮影をはじめます。

まずは作品的なものではなく
wattoonのステーションID 20秒。
15フレでフルHDにします。



コンテ
自分用なので雑。





今回はDragonFrameとkissX4+標準レンズでブルーバック撮影。
背景はアフターエフェクツで後合成。

キャラクター自体はバストショットとロング、歩き等は無くその場アニメなので
簡易的に固定して撮影。






セットはこんな感じ。


被写体に3灯、BGのブルーに2灯あててムラを少なくします。










固定はハンダ付けで使うヘルピングハンズというもの。
カニクリップが付いててボールジョイント構造になってます。
ただ重量は軽いので床にパーマセルで留めます。








カット1-4はバストショットなので上半身だけのモデルでアニメート。
カットによって差はあるけど平均30枚程度。














フルの2Sカットは足の裏側、カメラから見えない部分にパーマセルを張って固定。
結構動いてしまって危ういので慎重にアニメ付け。

アードマンなどのアニメート風景を見ていると、人形に触る時間を極力減らすよう
どのようにどれくらいの力で動かすか、どの指で動かすかなどのイメージを固めてから
ピット作業のように最小限で動かしているように見える。
経験ももちろんだけど、正確に出来上がりをイメージして取り掛かることが大事と。

今回はある程度アフターエフェクツで編集してしまう前提なので
必要な素材をどんどん撮っていく。

都度都度DragonFrame上でプレビューをして
足りないフレームを撮り足していく。

で1カットの撮影が終わったら、まだセットは崩さず
その場でアフターエフェクツに読み込んで
イメージ通り撮れているかを検討。
不具合があれば撮り足すなりして次のカットへ。

撮影は2日に分けたけどのべ5時間くらい。

サインヘッド君のシリコンで作った手はこの撮影中で2回破損。
糸ヒューズが折れるより先に、無理に曲げると
指先がシリコンを突き破ってしまうので
消耗品として大量に作るか、
もう1サイズ大きく作って強度を保つかしかなさそう。

アフター作業は普通にkeylightで抜いて合成なので割愛。
完成QTは以下。

wattoon ID 2 from wattoon on Vimeo.









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