サンドアニメーション
サンドアートって何?シリーズいよいよ最終回です。
今回はサンドアニメーションです。
一枚描いては撮影しを何千枚、時には何万枚も繰り返してコマ撮りしていきます。
コマ撮りによるサンドアニメーションは今回紹介してきたものの中で一番手間と時間がかかる手法です。
制作が数ヶ月~数年に及ぶことも珍しくありません。
最近ではサンドパフォーマンスもサンドアニメーションと呼んでいる場合もあって定義が難しいのですが
アウトプットが映像であるということが大前提で、コマ撮りやそれに類する手法で作られたもの、
パフォーマンスを手法として取り入れていても、ライブをただ撮っただけではなく、編集、加工して
映像として作りこまれたものはサンドアニメーションという分類にしました。
コマ撮り撮影自体は1900年以前に遡れますので、実験的なアニメーションとしては恐らくその頃作られていると思いますが、一般に認知されたのは1960年代から活動を始めた作家キャロライン・リーフの作品に拠るものが大きいと思います。
今回はサンドアニメーションです。
一枚描いては撮影しを何千枚、時には何万枚も繰り返してコマ撮りしていきます。
コマ撮りによるサンドアニメーションは今回紹介してきたものの中で一番手間と時間がかかる手法です。
制作が数ヶ月~数年に及ぶことも珍しくありません。
最近ではサンドパフォーマンスもサンドアニメーションと呼んでいる場合もあって定義が難しいのですが
アウトプットが映像であるということが大前提で、コマ撮りやそれに類する手法で作られたもの、
パフォーマンスを手法として取り入れていても、ライブをただ撮っただけではなく、編集、加工して
映像として作りこまれたものはサンドアニメーションという分類にしました。
コマ撮り撮影自体は1900年以前に遡れますので、実験的なアニメーションとしては恐らくその頃作られていると思いますが、一般に認知されたのは1960年代から活動を始めた作家キャロライン・リーフの作品に拠るものが大きいと思います。
「The Metamorphosis Of Mr Samsa」はアニメ史に残る名作です。
シンプルな地と図の構成がベースにあり絵の強さを生み出しています。
そして奇異な世界観。クレイアニメとはまた違う味わいのテクスチャー感とトランジション。
私も学生のときに見て衝撃を受けました。
現在サンドアニメーション、サンドパフォーマンスで一般的に使われるバックライトを当てる手法はこの作品で広まったと思います。
リーフはハーバード大でビジュアルアートを学び、世界中で教鞭をとり、現在もイギリスで活動されています。
またサンドパフォーマンスの第一人者であるフェレンク・カーコ氏は
元々クレイや砂を使ったアニメーション作家として有名です。
元々クレイや砂を使ったアニメーション作家として有名です。
中でもサンドペインティングとよばれる独自の技術はクラシック音楽と合わせたアニメーションで国際的に評価されており、サンドパフォーマンスの元になった技法です。
日本ではNHKで放送したトリノオリンピックのオープニング映像を手がけていたり、2004年のNTTフレッツ西日本のサンドアートCMでも話題になりました。
イギリスのアードマンがNokiaのプロモーションで作ったサンド(?)アニメーション。
さすがです。規模もアイデアもすばらしいですね。
また、2009年にはNHKプチプチアニメで「a.e.i.o.u.」というイタリアのサンドアニメーションが流れていました。
こちらは全面砂が敷き詰められており、かなり難易度は高いと思われますが綺麗なアニメーションですよね。
国内では飯面 雅子さんが第一人者として活動されています。
作品性もさることながら立体的な動きが気持ちいいです。
近年はサンドパフォーマンスもやられているようです。
全ロシア映画大学でもサンドアニメーションの設備があります。
精華大学の教え子たちが ロシアのJ-FESTというイベントに参加するため全ロシア映画大学に行ったときのBlogです。
さて、サンドアートについて7回に亘って紹介してきましたが如何でしたか?
どの手法もそれぞれに砂の手触り、アナログの良さというものがユニークに存在していて
面白いですよね。
ではでは、次回からはより実践的な記事をアップしていきます。
さて、サンドアートについて7回に亘って紹介してきましたが如何でしたか?
どの手法もそれぞれに砂の手触り、アナログの良さというものがユニークに存在していて
面白いですよね。
ではでは、次回からはより実践的な記事をアップしていきます。
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